現在、警察や消防、ドクターヘリの操縦者になるための課程を有する学校というのは存在しません。

これは、一般的な事業が出来る(働くことが出来る)ヘリコプター操縦者に求められる飛行時間が原因です。

警察や消防では、500時間から1,000時間、ドクターヘリにあっては2,000時間以上の飛行時間が必要なため、技能証明をなんとか取得しても200時間程度の飛行時間では就職先がないためです。

最近は、一部の航空機使用事業会社が年間数名程度養成していますが、技能証明取得後は当該会社にて就業するという条件が付きます。

では、ヘリコプター操縦者になるための方法がないかというと、そうではなく、留学するのがもっとも安くかつ早く取得できます。取得後は、航空機使用事業会社や警察、消防に一般職員として就職して、訓練や事業で飛行時間を稼ぐという形になります。最近は、警察に就職してから操縦士要員として選抜されることもあります。この場合でも、技能証明を有している方が有利となります。ヘリコプター操縦士が非常に少ない現在、国を挙げて方策に取り組んでいる状況です。