航空留学で操縦ライセンス取得のために頑張っている方の日常生活を綴る「航空留学見聞録」です。

実際にアメリカで単独生活をしつつ、夢の実現に向けて頑張る姿を、訓練生からの視点でお届けいたします。ぜひ、留学の参考として活用ください。

※ プライバシー保護のため、お名前は伏せておりますが、記載内容は手を加えず掲載しております。


2017年6月1日

5月22日にファーストソロフライトを終えたため、ソロフライトを含めて感想などを綴っていきます。

まず、4月中旬に渡米して最初に指紋登録などの事務手続きを行い、実際の飛行訓練を開始するまでおよそ1週間かかりました。

訓練が始まってからは基本的なマニューバ、離着陸、緊急手順等を織り交ぜつつほぼ毎日1フライトのペースでフライトを重ねていきました。

そして渡米してちょうど1ヶ月程、18回目のフライトでソロフライトの日を迎えました。

ただ実はその日の朝の時点で訓練機にはエンジンと無線の不調という2つの問題がありました。

エンジンについてはフルスロットル時に異常振動を起こすというもので、フライトを一時中断してメカニックに点検してもらい、一部のスパークプラグがカーボンで汚れすぎていたため発生した点火不良であろうということで、スパークプラグを清掃し、様子を見ることになっていました。

無線については、送話はできるものの受話できないという状態でこちらは原因不明でした。

ただ、空域に他の航空機がいなかったため、他機がいない限り続行という判断となりました。

 

ソロフライトの際はソロに移る前に教官同乗でプリソロチェックを受け、Goの判断を貰ったところで一旦着陸、
教官がタキシーウェイに降機してソロの時間になります。

教官を降ろしてランウェイ手前まで移動し、いつもの手順でチェックリストを進めてラジオコール、ランウェイに入って一旦停止、スロットルセット、ブレーキリリース、ゲージチェック、フルスロットルいつものことをいつも通りやるだけでアッサリと離陸し、ファーストソロ記念日となりました。

もちろん一旦離陸したら降りてこなければいけないので、いつも通りのトラフィックパターンを回っていきます。

ラジオコールはするものの、タワー空港ではないうえ、無線不調もあるので返ってくる声はありません。

エンジンの音は響いていても、とても静かに感じ、落ち着いて手順を進めることができました。

ランウェイが近づくとスロットルをアイドルに落としてセンターラインを意識しつつタッチダウン。

ブレーキを踏み減速しながら、ここに来てようやく実感が湧いてきました。

ただ、再度の離陸のためタキシーバックの際にランウェイ横で教官の”ソロ中止”のサイン。

自分には聞こえていなかったものの、他機が空港近くに接近しつつあったとのことで、ファーストソロはパターン1周で終了となりました。

それからも訓練とともに筆記試験を終え、現在はクロスカントリーに向けて準備を進めているところです。

試験日も渡米からほぼ2ヶ月後の日に設定され、これからはオーラルも含めた試験対策が入ってきます。

緊急手順や上空での健康異常など、重要なポイントをしっかりと抑えて望みたいと思います。

2017年5月10日

簡単に自己紹介

この度イーフライトアカデミー様にてFAA固定翼 自家用、事業用、IFRを取得するI・Nと申します。
高専卒業後に一旦就職し、その貯蓄等を元手に渡米しています。
現在27歳で実家は九州でしたが就職と同時に上京していました。
この文章では渡米後約2週間程度の時点での感想などを伝えていければと思います。

ライセンス取得の動機

そもそもライセンスを取得する契機となったのはやはり子供の頃からの夢であったというう部分が大きく、
航空関係ではない企業に就職してからも飛行機との接点は写真や無線といった形を通じて持ち続けていました。
就職して4年ほど経った頃Twitterを通じて空飛ぶたぬき様を知り、常々情報をチェックしていたところ、イーフライトアカデミーをスタートするとの話を目にし、自分でも様々な情報を集めつつコンタクトを取りました。
思えばこの時には既にやる気満々だったのだと感じますが、ライセンス取得後のサポートに関しても相談に乗っていただけるとの事でライセンス取得を決意しました。

雰囲気や生活

訓練校では現在、回転翼5名と固定翼1名が訓練を行なっており、日本人教官2名とアメリカ人教官2名が様々な話をしてくれるためとても楽しく過ごすことができます。
生活は1〜2人部屋の寮で行っていますが、寮とはいうものの実際は集合住宅を借り上げたような形のため、規則などに縛られるような事はありません。
前日に発表されるフライトスケジュールやグランドスクールの時間に合わせて寮から道路を挟んだ向かいにある
スクールに出かけてったり、スクールや空港ロビーで勉強したりとスクーリングの無い時間は比較的自由に時間を使うことができます。

食材などの生活物資は週に2回の買い出しの日に車で5分のところにあるスーパーでまとめて買い出し、基本的には自炊を行なっています。
寮の周りはあまりお店などは無く、唯一寮の目の前にビールの醸造場兼酒場があるため、お酒が飲める人にとっては最高の環境です。
私も週に2度ほど軽く飲みにいって現地の人たちと英語を使うトレーニングを行なっています。

訓練について

訓練は大きく分けて座学と実技に分かれますが、実技に関しては最初に渡されるシラバスをもとに進んでいくため、事前に翌日のフライトを想定して予習を行いつつフライトに臨むことで効率よくフライトタイムを使うことができます。
座学に関しては現時点では筆記試験に向けたものがメインとなっていますが、これに関しては日本にいる時点からasa社のTestPrepを用いて勉強しておくことでかなりの部分をカバーできると思います。
それ以外の時間は基本的に自習となります。
自習の際は訓練生同士で雑談を交えつつ無線交信の練習を行ったり、ライセンス取得に向けて切磋琢磨しつつ、
筆記や口頭試験に向けて教材を読み耽る。といった形で、スクーリング全体としては毎日8時前後から17時前後までが充てられています。

まだまだこれから試験や日々の訓練が続いていきますが、また感想などを書いていきます。